通関士の知識を求めている会社は無数にあります!

通関士の求人・就職

某求人サイトで、「通関士」のワードで検索したら436件がヒットしました!
(2011年9月現在)。

募集案件のなかには、派遣・アルバイトの募集も見受けられますが、正社員の募集も決して少なくありません。
そして募集会社には、空港・港湾等にオフィスを持つ通関業者はもとより、大手の輸入貿易商社やメーカー企業などが顔を揃えています。

試しにみなさんも、求人サイトで「通関士」と探してみてください。
通関士の資格者を求めている会社は、思いのほか多いことがわかると思います。


ここでもう一度、通関士の資格を役立てる職域を整理してみましょう。
通関士の有資格者は、以下のような職場で活躍しています。

●通関業者の通関士
「そもそも通関業者とはどんな会社」という疑問をみなさんはお持ちかもしれません。
通関業者には、航空運送事業会社、海上運送事業会社、倉庫業者、道路運送会社、旅行業者などがあります。通関業者は、これらの複数の機能を持っているのが一般的です。
たとえば、海上運送を手掛けており、港には倉庫を持っていて、陸路輸送も自社で行っているなどが典型的な例です。
そのような通関業者は、大手から中小まで含め、全国に1000社以上、港湾・空港など事業所の数は1万5000を数えています。
それらの職場が、税関から承認された通関士の仕事場です。

●商社で働く
貿易会社の代表格といえば商社です。日本には有名総合商社や、衣料、食品、電子部品に特化した専門輸入商社など、無数の商社があります。
貿易商社では、関税法や関税定率法、外為法など、通関士の試験科目の知識がないと遂行できない業務があり、それらの仕事は国際物流専門の部署で、上記の専門知識を有するスタッフが担当しています。
また為替レートの変動等を把握しながら、最適な輸出入のタイミングを見極めるなどの能力は、貿易商社マンとしてはぜひとも身につけておきたい能力です。
通関士の資格者が貿易商社から歓迎される理由もそこにあります。

●メーカーで役立てる
メーカー企業では、「Time to Market」「Time to volume」という業界用語が頻繁に使われています。
両方を合わせ平易に訳してみると「市場に、すばやく、必要なだけ、製品を届ける」という意味になります。
特に、自動車や家電製品など精密品の市場では、メーカー企業は、必要なだけの製品を、なるべく早く供給することを求められています。

そのような背景から、購買部勤務の社員として、通関士の資格者を求めるメーカー企業が急増しています。
これらの企業では、海外からの部品調達を、なるべくスピーディーになおかつ低コストで進める必要があるからです。
関税法や関税定率法の知識を駆使して、欧米・アジアの市場から、ICチップや、ネジ、配線部品など、最適な資材を迅速に購買することがその役割となります。

通関業者の通関士が国の公益を守る存在なら、商社やメーカーではたらく通関士の有資格者は、自社の利益に大きく貢献する存在です。
専門知識を活かしてがんばるやり甲斐には、大きなものがあります。